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久「怜 とりあえず そこに 座りなさい」
といわれたため俺はソファーに腰をかけた
久「とりあえずなにから言えばいいかわからんが、父さんとしてはお前がアイドルになるのは反対だ。アイドルなんていつまで持つかわからない上に安定性もない。その上はっきり言ってとてもシビアな世界だ。社長さんはああ言ってたが、お前が通用するとは思えないんだ。」
と、父さんに言われた
はっきりいって俺もそう思う
俺なんかが通用するわけがないし、それに父さんが言ってた通りいつまで持つかわからない
そう思っていると
絹江「けど、私は怜はアイドル似なれる素質はあると思うの」
と父さんとは正反対のことをいってきた
絹江「昔、私はスタリストをやっていたんだけど、その目からみてもあなたには素質があると思うの」
母さんが言い終わった後
久「こういう風に私と母さんでは意見が分かれてしまってな
、そこで母さんと二人で話し合った結果ある結論にたどり着いた」
怜「ある結論?」
久「ああそうだ」
そういって父さんは少し溜めた後
久「私達は今回の話をどうするか、お前に委ねようと思う」
そう言われた
つまり、俺の意志一つでアイドルなるかどうかが決まるということだ。
俺は、父さんが言うとおりアイドルには向いてないと思う、芸能界に入っても通用しないと思う。
けど・・・・・・・
心のどこかで、もし俺にアイドルとしてやっていく力が少しでもあるのなら挑戦してみたいという自分もいる。
俺は迷いに迷った
今までの人生の他の何よりも
そうして考えた挙句
俺は・・・・口を開いた
怜「確かに父さんの言うとおり、俺はアイドルに向いてないと思う・・・・・・」
そういった後、一呼吸おき
怜「けど、星嶋さんは俺にアイドルとしての素質があるといってくれた。それは、ほんの少ししかそれないけど・・・俺は、挑戦してみたいと思った」
そして俺は、考え抜いた挙句出した結論を言った
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