第一章

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あたし、小6の早乙女姫花(サオトヒメカ)は、いつものように学校に行った。教室に入るといきなり、 「ねぇねぇ姫花~、知ってる?」 は?わっけ分かんないんだけど。 つーか、何も言わないでいきなり言われても、わかんねっつーの! ちなみに今話しかけてきたのは、立川るか(タチカワルカ)。 あたしは、 「あのさ~るか。いきなり知ってるなんて言われても、わっけ分かんねーよ。」 かはニコーッと笑って、 「やだぁ、姫花ったら知らないんだ~」 ややややや、知らないも何も。 「んで、なんなの?」 「あっ、それでカ・ク・レ・ン・ボって知ってる?」 かくれんぼ?こいつバカか?
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