プロローグ

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『もうほっといてよ!!こんな家出てく!!』 そう言って私は家を飛び出した。 家から数キロ離れた公園にあるブランコに座って私は途方にくれていた。 今の私は白いワンピースにジーンズをはいていて、手にはケータイとお財布を持っている状態だ。 辺りはもう暗くなり始めていた。 そんな時、あなたに出会った。 「どうしたんだ?そんな薄着じゃ風邪引くぞ。」 そう言って自分の着ていた上着をそっと私の肩にかけてくれた。 私はその瞬間あなたに恋をした。
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