第1章

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お昼を食べ終わっても私は予鈴が鳴る5分前までそこから動かないでいる。 教室に戻っても自分の席からは一歩も動かないでいる。 授業中はただ永遠と先生の話を聞いてノートを写した。 もう少しで授業が終わり帰れると思った時、ケータイのバイブが鳴った。 ケータイを見るとそれは母からだった。 FROM:母 ―――――― DEAR:明那 ―――――― 題名:no title ―――――― 本文:今日こそは家に帰ってきなさい。 ――――――
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