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深夜0時を回った頃、人物Aと明は寝息をたてて
眠りについていた。
いや…明は寝息というよりもイビキだな……。
人物Bも寝付きそうな雰囲気だ。
俺も寝よ…
そう、周りを見て思っていたら冬樹咲夜がムクリと布団から立ち上がり
部屋を出ていった。
「………?」
どこ行くんだ?
ま、いっか
―――――――――――
はぁ、眠れない。
まったく眠れない。
眠気すらこない。
やっぱり場所が変わると寝付き悪くなるな…;
てか今何時だ??
俺は枕元に置いた携帯を手に取ると、
画面の右上に表示されている数字を見た。
01:32……
明日は6時起床だっけ…
寝ないとキツイな。
「あー………トイレ行ってこよ…」
布団から出て、部屋の扉に手をかけた時、俺はある疑問が頭に残った。
それは俺の隣で寝ているはずである冬樹の姿がまだないという事だ。
「……?あいつドコ行ったんだろ?」
ま、いっか
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