第3章・暗闇への光

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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ Side~冬樹咲夜~ 暗い夜空の下で、 俺は初めて 他人に心を開いた。 山西陸という 人物に…。 それでも、彼からでた台詞には耳を疑った。 冬『………ぇ…?』 「……死んだんだ、一人は事故で、もう一人は病気で…」 とても、 同じ長さ生きてきた人物が口にできる事でないものを、山西は 口にした。 こいつは、 "きっと誰よりも辛い想いをしてきたんだろう"と この時、そう思った。 冬『…うん』 重たそうに口を開き、 辛い表情で話し出す山西を見て、俺は 「…事故で死んだのは、幼なじみであり、親友でもあったんだ。」 『…ん』 ただ、 俺は 「…親友…だった。けど…俺が…俺が親友で幼なじみのそいつを 殺したんだ」 『………ん…』 ただ、相槌をうつ事しか できなかった。 ・
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