第3章・暗闇への光

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 ―翌日― 「―――ふぁ~ぁっー…」 明『おいおいおい!陸!どうしたんだ?さっきから欠伸ばかりして!ん?☆もっとテンション上げてこーぜ☆』 あぁ、俺は明アキラ、君にそのテンションの高さを問うよ…。 俺は昨晩、冬樹と話し込んでいて本の2、3時間しか寝ていない。 眠すぎる。 明『陸ってさーいつも寝不足だよなぁ?』 「………まあ、な」 イロイロ睡眠の邪魔があるんだよ。 例えば大樹とか大樹とか大樹とか…? 明『あ!そーいやさ、今日近くの川沿いのゴミ拾いをボランティアでやるんだとさ、俺達が。』 ゴミ拾い? また面倒臭い事を企画したもんだ… そういや栞にも書いてあったっけ。 「…面倒臭いな」 明『………。陸でも面倒臭いとか思う時あんだな☆』 「?俺はいつも面倒臭がりだけど?」 明『え?まじでー??ヤッベぇ~仲間~☆俺も面倒臭がりなんだ!』 な…仲間…?; 「………」 明と話をしていると、部屋を先生が覗いてきた。 先生『夏原くん、山西くん。もう集合の時間だよ?早くしなさい』 明『あ、はい。すいません』 あ、本当だ。 時計を見るとすでに 集合時効になっていた。 ゴミ拾いだっけ… その後は昼カレーを作って、その後は自由時間だっけ… あぁ、早く合宿終えて帰りたいな… ・
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