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何か、すごい。
太陽の光に照らされて
ゴミ拾いの手を止め、
川を見つめる姿。
清々しい表情までして
ゴミ拾いしているのに、彼がとてもキレイに見える。
梨『……絵になるなぁ…』
彼には引き寄せられる。
何故?
見とれてしまう。
何故?
ねぇ、何故
私は彼に
胸をならしているの……
――――――――――――
Side~陸~
川を眺めていると、冬樹が話かけてきた。
冬樹『山西、』
「……ん?」
冬樹『…何か…土手の上でお前見てる男いっけど…』
?………男?
「………?」
誰だ?
俺は冬樹の指す土手を見た。
あ…あの制服…
佐伯学園だ―…‥
俺を見つめるそいつと目が合った。
「………………緒方…」
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