第1章・新たなる生活

8/19

792人が本棚に入れています
本棚に追加
/244ページ
あーあ… もう…… 暫く歩いていると、ゴロウがいきなり吠え出した。 葵『?ゴロウうるさいよ?誰かいるの?』 >>>ワンッワンワンッ あれ…? ゴロウが吠える方向からは見覚えのよくある顔と、見覚えのない顔が並んでいた。 見覚えのある顔は大樹(だいき)だ。 大樹は私の男友達。小学校から一緒で、今年の春から通う高校も一緒。 何で一緒かって? 偶然と言いたい所だけど 私が大樹と同じ高校に行きたかったから。 ここまで言えば、だいたい分かるかな? 私は大樹が好きって事。 大樹は鈍感だから気付いてないけどね; 葵『だーいきっ!!』 私は大樹に向かって小走りで駆け寄る。 向こうも気付いた様だ。 大『おう!葵。』 ?「……」 あ……そういえば、 葵『この人誰?』 私は大樹に一緒にいる人を聞いた。 大『あぁ、友達!¨陸¨っつーんだよ。同じ高校だぜ』 「……」 私はそれを聞くと陸という人の顔を覗いた。 ・
/244ページ

最初のコメントを投稿しよう!

792人が本棚に入れています
本棚に追加