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だから会いたくなかったんだ…。
美羽や優の事を
聞かれるのが嫌だから。
だから…会いたくなかった
なのに
聞かれたしまった。
大丈夫?大丈夫な訳がない
緒方『…大丈夫…じゃねーよな;わりぃ;俺でさえもすげーショックだったのにな…;』
「………」
緒方『……あ…ーんと、じゃ、俺これから学校だから、お前も頑張れよ!』
学校?
今から?
「学校始まるの随分と遅いんだな。」
緒方『?』
俺は腕時計を見ながら緒方に時間を言った。
「今9時だけど…」
緒方『…ぁ;……ま、小さいことは気にすんな♪それワカチコワカ―「面白くない。」
緒方『面白いだろ!もう1回聞かせてやる!小さいことは気にすんな大きいことも気にすんな♪それワカチ―「面白くないから。てか何か付け足されてないか?;」
緒方『………相変わらず毒舌だなーお前。』
「俺は毒舌ではない」
緒方『…ま、いいや。じゃーな』
「……あぁ。」
緒方はゆっくり下りてきた土手を、今度は勢いよく駆け登り、学校へと向かって行った。
「………何だ、俺。案外普通に喋れたわ…」
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