第3章・暗闇への光

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それからというもの、 特に何事もなく 二泊三日のオリエンテーション合宿は終了。 現在はもう、学校で通常の授業を受けている。 そしてHRの時間… 先生『いいかしら皆?今月末から文化祭準備が始まるけど、その前にテストがあるからね?範囲はもう配られてるはずだから、各自確認しなさい。』 げ……そういえば合宿終わった後日の学校で 配られたような…; テストか… 嫌だなー… 面倒臭いし… 寝る時間減るし はぁ… 梨乃『……山西くんどうしたの?』 「ん…え?…何が?」 梨乃『…えと…さっきからため息ばっかりだから…』 あれ… 俺そんなため息ついてたっけ…? 「…あー…うん、別に何もない」 梨乃『そう?あまりため息つかない方がいいよ!幸せが逃げちゃう』 「……あぁ」 幸せが逃げちゃう 逃げるも何も… 幸せなんかないし… ―――――――――――― ―アパート― そろそろテスト勉強しないとな… テスト2週間前だ。 俺は学校の教科書やらノートやら参考書をドサッと机に山積みにして、お茶を入れて椅子に座った。 「……さてと…始めますか…」 邪魔が入らなきゃいいけどな… 携帯マナーモードにしとこ 「よし!」 気合いを入れシャーペンを手に…… ――ピーンポーン ………した…時に 誰だよいったい[★] これで大樹とかだったら一発蹴り入れてやる。 ・
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