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ガチャリ―…
「…はい、どちら様?」
?『りっくん♪元気かい?』
…………。
蹴り…入れるか…。
――ドコォッ
?『…うっ…いって!おいりっくん何すんだよ?!』
「何って蹴り入れたんだよ、大樹。てかりっくんとか辞めろ」
はい。大樹でした。
てかこんな変な呼び方で俺を訪ねる者など大樹以外考えつかない。
大樹『えぇ~いいじゃんりっくん☆』
「…顔面潰されたい?」
大樹『ごめんね陸。』
………;
「…で?何の用?俺今から勉強だから帰ってほしいんだけど。」
大樹『そんなぁ、困るぜ。俺陸に勉強教えて貰おうと思って来たんだから』
………勉強を…ねぇ…
「断る」
大樹『えぇ?!何で?!』
そんなの決まってんだろ…
「…お前がいたら勉強にならない。てか邪魔だから、うん。」
大樹『…ひ…ヒドイ…;なぁー頼むから!俺授業寝たりして成績危ないんだってぇ~;』
うん。自業自得だね。
「大樹。」
大樹『何?!教えてくれるの?!♪』
「帰れ。」
―バタンッ
俺は一言そう返すと
玄関のドアを閉めた。
そして閉めてすぐ…
―ピーンポーン
再びチャイムがなる。
「………無視無視…」
そして5分後…
―ピーンポーン
「……[★]無視だ無視。集中集中…」
―ピーンポーン
あぁもう…!
―ガチャッ
「わかったよ!教えてやるよ!さっさと上がれこのバカ男が!」
大樹『さっすが陸♪ありがたやありがたや~大好きだぞー♪』
ブルッ―…
気持ち悪…
「…さっさと上がれ[★];」
大樹『は~いよ☆』
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