第3章・暗闇への光

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ガチャリ―… 「…はい、どちら様?」 ?『りっくん♪元気かい?』 …………。 蹴り…入れるか…。 ――ドコォッ ?『…うっ…いって!おいりっくん何すんだよ?!』 「何って蹴り入れたんだよ、大樹。てかりっくんとか辞めろ」 はい。大樹でした。 てかこんな変な呼び方で俺を訪ねる者など大樹以外考えつかない。 大樹『えぇ~いいじゃんりっくん☆』 「…顔面潰されたい?」 大樹『ごめんね陸。』 ………; 「…で?何の用?俺今から勉強だから帰ってほしいんだけど。」 大樹『そんなぁ、困るぜ。俺陸に勉強教えて貰おうと思って来たんだから』 ………勉強を…ねぇ… 「断る」 大樹『えぇ?!何で?!』 そんなの決まってんだろ… 「…お前がいたら勉強にならない。てか邪魔だから、うん。」 大樹『…ひ…ヒドイ…;なぁー頼むから!俺授業寝たりして成績危ないんだってぇ~;』 うん。自業自得だね。 「大樹。」 大樹『何?!教えてくれるの?!♪』 「帰れ。」 ―バタンッ 俺は一言そう返すと 玄関のドアを閉めた。 そして閉めてすぐ… ―ピーンポーン 再びチャイムがなる。 「………無視無視…」 そして5分後… ―ピーンポーン 「……[★]無視だ無視。集中集中…」 ―ピーンポーン あぁもう…! ―ガチャッ 「わかったよ!教えてやるよ!さっさと上がれこのバカ男が!」 大樹『さっすが陸♪ありがたやありがたや~大好きだぞー♪』 ブルッ―… 気持ち悪… 「…さっさと上がれ[★];」 大樹『は~いよ☆』 ・
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