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大樹『…な…ななな何が無理なのかな…;』
俺は動揺しながら聞いた。
梨『…大樹とは…もう無理だよ…』
ガ━Σ(゚Д゚;)━ン!!
大樹君ショック☆
"もう無理だよ…"と、それだけ言うと梨乃は走り去って行った。
はあ…可哀相な、俺…。
つか何何?何でだよ?!;
もう無理とかっ何が?!
俺…何かしたっけ…
――――――――――――
Side~陸~
「………岡本…、」
大樹『…?』
「何か悩んでたんじゃないか?」
俺はいつまでもうなだれている大樹に話かけた。
大樹『…悩み?何で?』
「…いや…悩みかどうかはわからないけどさ、何か大樹に話を聞いて欲しかったとか…あったと思うよ?お前、自分の話ばっかしそうだし。」
大樹『…うっ;ヤベー…俺そういやずっと自分ばっか話してたかも;』
大樹は眉間に少しシワを寄せて、やってしまった。的な表情をした。
大樹は昔から自分優先な所があるからな…
やっぱりか…。
「…ま、岡本が何で無理とか言ったのかは知らないけど、とりあえずちゃんと話をして謝れよ。」
大樹『……話してくれるかな…;』
「………さあ?…ま、頑張れよ。」
大樹『さあ?って~;…あぁー;どうしよっ!;』
そう呟きながら頭をワシワシかく大樹をよそに、俺は勉強を続けた。
つか大樹、勉強教えてもらいに来たんじゃなかったのかよ?;
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