海*恋*花火

･窓の隙間から

私は、"運命"という鎖に繋がれている、操り人形なのだから―…

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Side～陸～

大樹『ぐがぁっ――っ…ぐがぁっー…』

「………」

大樹『ぐがぁっ―…ぐがぁっ―… 「イビキうっさいわ！大樹！；起きろ！」

大樹『ぐがっ？？…―何だよ眼鏡ﾔﾛｰ…ぐがぁっー』

えー…野島大樹。
今日はどうやらイビキがうるさい様です。

つか…まじで何しに来たんだコイツ…。

勉強しに来たと言いながら、結局１つも勉強に手を付けずに眠ってしまった。

「……はぁ―…ったく手間かかる…」

俺は寝室に大樹を運びベッドに寝かせ(放り投げ)た。

　"無理"って言われた

「…俺には、関係ない。まったく、関係ないんだ…」

頼むから これ以上私情を俺に話さないでくれよ

…―って、俺が聞いたんだっけ？
"お前岡本さんに何かしたんじゃないのか？"

そうだった…俺が
自分から他人の私情に入ったんだ…。

気をつけなければ…。

深く深く、関わらない様にしなくては…。

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