第1章・新たなる生活

10/19

792人が本棚に入れています
本棚に追加
/244ページ
――――――――――― ※話は30分前に戻ります ――――――――――― Side~陸~ 電車に揺られる事数時間。外の風景は畑や田んぼとは打って変わり、建物で埋めつくされる風景になっていて ガラガラだった電車内も今はぎゅうぎゅう詰めになっていた。 俺が座っていた席は今はお婆さんが座っている。 さすがにフラフラ立っているお婆さんを目の前にして座ってるほど俺は冷血な人間ではないから譲った。 で……俺は今よくアニメや漫画であるようなドアにおでこをぶつけた状態になっている。 新幹線なんてあの町の駅には通らないため、普通の電車しかなかったし 途中乗り継ぎもして、空いていたが今やこの状態。 早く電車から降りたい…; そしてそれから我慢すること約15分。 目的地である駅に着いた。 電車から降りる時は悲惨だったよ… 詳しいことは言わないけどな…大変だった。 改札口を出ると、 見覚えある人物が手を振っていた。 ・
/244ページ

最初のコメントを投稿しよう!

792人が本棚に入れています
本棚に追加