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私は止めた。
女の子が可哀相だと。
好かれてもないのに大樹に抱かれる女の子が可哀相だと。
抱いた女の子達には謝って、関係を切りなよ。と。
けれども、大樹は
¨じゃあ、誰が俺を好きでいてくれるんだよ?誰が俺に温もりくれるよ?!¨
¨そんなの私が好きでいるし、温もりだって…¨
この話の流れで、
まさかあんな事をしてしまうなんて、思いもしなかった。
それから、
大樹の家を後にしようとした時、大樹から言われた。
私が、聞きたくなかったセリフを
意図も簡単に言った。
『…葵…。…今日の事は、忘れてくれ…頼む。』
バカな大樹…。
最低な大樹…。
こんな事、忘れられる
はずがない。
葵『……じゃあね、大樹』
大樹『……葵!!』
葵『……何?』
大樹『………ごめん。悪かった…本当に……。』
¨ごめん。悪かった¨
謝るぐらいなら、何故抱けたのよ…。
何故、私を抱いたのよ…?
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