第4章・操られるがままに

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――――――― ――――… そして 一週間後…。 俺は黒いスーツに身を包み、髪型までもをきちっとセットして、美和子おばさんの迎えの車に乗り込む。 中はかなり広く、運転席には、美和子おばさん…ではなく、雇われているのだろう。黒いサングラスをかけた男が座っている。 そして、俺の隣に座る美和子おばさんもいつもより、堅い格好をしているのがわかる。 美和子『陸君。だいたいの流れは説明した通りよ。……しっかり、お願いするわ…』 「……はい。」 向かう場所は、…―東京にある、けっこう有名で俺も耳にしたことのある会社…  …岡本株式会社――… ・
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