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横澤『……へへっ…来ちゃった…。』
大樹『………』
横澤『大樹なかなかメール返してくれないしさ。TELもでないし。私から来ちゃったよ♪……』
横澤は、だんだんとベッドの上に座る俺に近づいてくる。
横澤『大樹こないだまで優しく私を慰めてくれたじゃない。なのに夏休み入ってからなんで冷たいの?違う女の子には会うのに…』
『…よ…横……澤っ…』
じりじりと寄ってくる。
横澤『私大樹の事本気で好きなんだよ?♪大樹も好きでしょう?』
『…―――っ!…や……やめろっ…横澤っ…―』
横澤『だから、ね?』
ぶつぶつ言い寄る横澤の両手には、しっかりと
包丁が握られていた。
横澤『……大樹は私だけのものになるんだよ♪』
『―――ひっ―……やめろっ来るなっ―…やめっ…
や……やめろーーーっ!!』
"自業自得"
この言葉が、あの時の俺には、ぴったりだったと思う。
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