・操り人形

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横澤『……へへっ…来ちゃった…。』 大樹『………』 横澤『大樹なかなかメール返してくれないしさ。TELもでないし。私から来ちゃったよ♪……』 横澤は、だんだんとベッドの上に座る俺に近づいてくる。 横澤『大樹こないだまで優しく私を慰めてくれたじゃない。なのに夏休み入ってからなんで冷たいの?違う女の子には会うのに…』 『…よ…横……澤っ…』 じりじりと寄ってくる。 横澤『私大樹の事本気で好きなんだよ?♪大樹も好きでしょう?』 『…―――っ!…や……やめろっ…横澤っ…―』 横澤『だから、ね?』 ぶつぶつ言い寄る横澤の両手には、しっかりと 包丁が握られていた。 横澤『……大樹は私だけのものになるんだよ♪』 『―――ひっ―……やめろっ来るなっ―…やめっ…      や……やめろーーーっ!!』  "自業自得" この言葉が、あの時の俺には、ぴったりだったと思う。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ・
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