792人が本棚に入れています
本棚に追加
/244ページ
そうこう騒いでいると、沖田葵が携帯で誰かと話をしていた。
そして携帯電話から漏れる怒鳴り声。俺は、沖田葵の父親とみた。
》》》早く帰って来い!連絡も無しにゴロウ連れて何処ほっつき歩いてんだ!
あれ?父親にしては若々しい声だな…
葵『煩いよお兄ちゃんのバカ!このシスコン!いい加減妹離れしなさいよ!フンだっ』
>>>ブッ――
そう言うと沖田葵は携帯のボタンを勢いよく切る。
お兄ちゃんだったか……
てか…本当にいるもんなんだなぁシスコン。
大樹母『大樹…だぁれ?この女の子…』
大樹『あぁ、俺のダチ。今日陸と一緒に晩飯一緒にしてやってもい?』
大樹の母親はキョトンとして沖田葵を見つめる。
大樹母『………か……』
大樹『¨か¨?』
?なんだ?
大樹母『可愛いっー//』
突然大樹の母親はそう叫ぶと沖田葵の右手を両手でガシッっと握り、
大樹母『大樹のお嫁さんにならない?♪』
あらら…
大樹・葵『『へっ?!』』
・
最初のコメントを投稿しよう!