・君という幻

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「もしかしてのバスケ?」 大樹『おうよ!バスケの王に俺はなぁ~るっ!』 どっかで聞いた事あるな… 「じゃあ、俺B組だからここで。じゃあな。」 大樹『B?!どんだけ頭よろしスなんだよお前!』 よ…よろしス…? 日本語に入ってんのか? これは……… ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 教室のドアを開けると、 やはりだ。もう既に洒落こいた女の先生がいた。ちっ…遅刻か。 先生『君、遅刻?名前は?』 「……山西陸。」 先生『…………君が山西君ね…』 「………?」 ¨君が¨って… 何だ?まるで前から耳にしていたみたいな言い方… 俺はそのまま空いていた席に腰掛ける。 窓側の後ろから2番目。 後ろには赤茶短髪の男が寝ていて、横は女。前はいかにもな真面目君。 そして、これは気のせいだろうか…? 女子やら男子やらがチラチラ見てくるのは… 何なんだ?この居心地の悪さ; ・
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