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りの『…あ、……そうですよね。すいません…』
「…………」
彼女は悲しそうに視線を机に落とした。
何やってんだ…俺。
しかし何故だろう。
やはり懐かしく思える。
美羽に似ているからか?
いや、違う。
美羽に似ているからとかじゃないこの気持ち。
なんだろう。
そして先生が明日の連絡を話しだしたからか、彼女は俯いていた顔を先生に向けた。
俺はまた、見つめてしまい
俺は美羽に似ている君に、
いや、美羽の幻に見えた君に、
俺は………
胸を締め付けられた。
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