792人が本棚に入れています
本棚に追加
/244ページ
知っていたから。
だから、¨好き¨に変わる前に
俺はこの感情を消したくて
彼女に対する接触かたを冷たくして
手遅れになる前に。
彼女は…大樹の彼女なのだから。
思えば、¨りの¨や¨沖田葵¨、¨大樹¨との出会いは
俺に対する神様からの
悪質な悪戯だったのかもしれない。
この時の俺は
この出会いが神様の悪戯だと、そう 思い込んでいた。
そう。思い込んでいたけど
これは、神様がくれた
俺への 人生をやり直す
チャンスだったのかもしれない。
・
最初のコメントを投稿しよう!