海*恋*花火

･知っている感情

……………………
差出人：野島大樹
……………………
Re：
…………………………
一言とか、冷たい奴だ
なぁ～💡
てか俺の彼女可愛いだ
ろ？？♥
あ、でも取るなよ！💦

　　　　　END
…………………………

「………」

よしっ！
無視の方向でいこう！！

そして俺は、携帯をマナーモードにして学校へ向かった。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

大樹『おっす！陸』

「おはよ」

大樹『何だ何だ？俺と一緒に登校出来なかったのがそんなに寂しかったか？』

ここは俺の教室。大樹は俺の机に肘をつけ、手の上に顎を乗せながら満面の笑みでそう言う。

「あーはいはい」

大樹『素直じゃねーなぁ』

「！」

大樹『？どうした？俺何か変な事言った？』

「…いや……何も…」

大樹『……ふーん？』

¨素直じゃねーなぁ¨

ﾎﾞｿｯ
「……¨素直¨…か…」

大樹『ん？何か言ったか？』

「なぁ、もしだよ？もし、大事な人がある日、目の前から居なくなってしまったら、次の日からどう生活する？」

・