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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
¨あまり溜め込むなよ¨
「………」
溜め込む…
しかねーだろ…
だって、死んでしまった人への罪悪感は
もう何処にも行き届かない
どうにもできない
もう、優も美羽もいないのだから。
先生『じゃあ、次の問題を……山西!』
やべ…
問題やってないや…
「…えっと、どれすか?」
あ、ヤベー
先生の目つきが;
先生『………岡本、教えてやれ。』
『あ、はい!』
すると先生に言われた彼女は隣にいる俺の方を向いて
りの『P12の問5だよ。』
「……ありが…とう…」
俺がお礼を言うと彼女はニコリと微笑んだ。
その笑顔を見た途端だ。
彼女が美羽に見えた。
結局は……
彼女に美羽を重ねているだけなのか?
だとしたら、これは
恋ではないのか?
そうならずっといい。
でも、重ねるなんて
やはり俺は
人間として
最低なのだろうか…
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