第2章・友情と恋

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大樹『―はぁっ―はぁ―――おいっ陸はえーよ!』 「――大樹遅い!―っは――まじ置いてく―ぞ…はぁっ――」 AM08:30。 朝早くから住宅街に2人くらいだろう走る足音が響く。 大樹『はぁはぁっ―…遅刻だよ陸!諦めよーぜ』 「ふざけんなっ…―はぁはぁ…誰のせいで―っはぁ」 何故、俺と大樹が息を切らしながら走っているか… それは約1時間前に遡り、それが野島大樹のせいだとわかるであろう。 ―――――――――――― 1時間前―――… 「大樹起きろ!朝だ。起きろ」 五月蝿くなる大樹の携帯のアラーム音。 一向にして鳴りやまない携帯が五月蝿いため、仕方なく大樹を起こす。 大樹『~んーー?』 「んー?じゃねー朝だ。起きろ。」 大樹『うるせー寝かせやがれ眼鏡野郎!!』 …………うーん…(゚-゚ 大樹はどうやら低血圧らしい。 全く…どこまで面倒臭い奴なんだ、野島大樹… ・
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