第2章・友情と恋

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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ Side~葵~ みんな久しぶり☆ 誰だコイツとか思ってないよね…? 一応…。沖田葵です! 知ってるよねぇ~♪ つい1週間前、入学式を迎えました! 女子高生略してJKです☆ 挨拶はこの辺にして… ―――――――――――― 私のクラスは1ーE(普通クラス)。 女子がクラスの半分以上をしめていて、男子より女子の方が多い。 普通クラスは2クラスあり、部活動の特待生がF組に集まっているとのこと。 大樹はバスケットボールの特待生で、F組。 残念ながらにクラスは別々だ。 しかし問題はそこじゃない 本当なのか、 梨乃と大樹が付き合っているというのは… 梨乃は特進クラスで授業が長いため、授業の短い水曜日しか会えない。 会っても、メールしても確かめられずにいる。 怖いんだ。 だって、本当だとわかっているから。 梨乃の口から出される台詞が怖い。 それは 心のどこかに 梨乃と大樹の関係を認めたくないと思っているからなのかもしれない。 いや、認めたくないんだ。 それに梨乃からちゃんと 聞きたい。 梨乃からちゃんと話をしてほしい。 ・
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