第2章・友情と恋

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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ そして時間が経つ事50分。1時間目が終わり、私は今。1ーFと書かれたプレートがぶら下がっているドア前にいる。 大樹と陸はというと、1時間目が始まった時に廊下を小走りで息荒く走りすぎて行った。 まあ一言で言うと遅刻。 どうせ大樹が寝坊したんだろうけど。 F組の教室の後ろのドアに手をかけ、そっと開ける。 >>>ガラガラ… けれど校舎は古い方だ。音は響く。勿論、その音で教室内にいる数人が私の方を見た。 『……。大樹!』 少し迷ったが、私はその場で教室には入らずに呼んだ。 大樹は…… 女子に囲まれていた。 大樹『おう!葵!何だ?』 大樹はその中から私に気づき、周りの女子は¨誰よコイツ¨と言わんばかりの目でキツク睨んでくる。 怖っ………Σ(;□;) てか痛いよ視線; 葵『あのさ、頼みがあって』 大樹『ん?頼みか?よおしっ!どんとこい!!』 どんとこいって…; つかまじで痛い視線。 まだ睨んでくる; 大樹は本当モテるなぁ… カッコ可愛いし… 背高いし… 絡みやすいから余計。 女子から人気でるんだ。 葵『陸とやらをうちの友達が紹介してくれって』 大樹『陸?紹介?』 葵『うん。イヤならいいよ。陸に聞いといてよ』 ・
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