第2章・友情と恋

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付き合っていて不安になるのは、あるのかもしれないな。 でも 好きでもない相手と何で 岡本梨乃は付き合おうと思ったんだ? 何かよくわからねーな… 「大樹…本当馬鹿だな。不安がってるから余計不安になるんだよ」 大樹『?どういう意味?』 「付き合っていて、彼氏なら岡本さんの彼氏って自信…いや自覚を持てってこと。不安がってるとその辺の男に持ってかれるぞ」 大樹『………それって…』 大樹は目をパチクリさせた後俺を見つめ… いや、睨みつけ 口を開いた。 大樹『美羽ちゃんに似てるからって梨乃に惚れるなよ。』 またかよ!; でもさーそれ… 「………重ねなければいいってか?」 俺はチラっと横目で大樹に視線を向け、わざとらしくニヤっとしてみた。 大樹『~~~っ!ダメダメダメダメ!梨乃は俺の彼女だっ!』 あ、キレた 「まあ、…クスッ…頑張れ」 大樹『何だよ!今鼻で笑ったろ!てかお前冗談きついだろっ!』 大樹は誰がどう見ても焦って怒ってという忙しい表情を見せている。 「冗談ね~………冗談じゃないって言ったら?」 大樹『……………は?』 葵『??』 「………」 ・
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