第2章・友情と恋

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大樹『その時は…正々堂々勝負するから。梨乃は俺の彼女だ!』 葵『……っ…』 「安心しろよ…。俺はお前の女にも手は出しやしないから。」 出さないさ……。 好きになったとしても。 その気持ちを踏み潰してみせる。 葵『……ねぇ話わからないんだけど……美羽ちゃんって…誰?』 大樹『…陸のイトコで……陸の好きな人だよ。今は微妙なのかしらないけど』 「………」 葵『ふ~ん』 大樹『でも陸、本当なんだろうな?』 「……本当だって…。」 本当だ。 嘘は……ない。 好きになっても絶対に手は出さないってば… 大樹『てか…何でそんなに興味ないんだ?』 何で? ¨興味ない¨…というよりは…、 俺は……… ・
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