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神様………
あんたは、俺がそんなに…
―――――
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月日は流れ、ついに
オリエンテーション合宿の日を迎えた。
場所は学校から少し離れた市民会館前。
ガヤガヤと、みんなの騒ぐ声が朝早いその場に響いていた。
そして、一列に少しずつ間を空け並ぶ大型なバス。
そして俺はというと…
あくびが…止まない。
寝不足だ。
あ………別に、合宿が楽しみすぎて眠れなかった訳じゃないからな?
昨日何故か夜に大樹が俺の家に妙なテンションで乗り込んで来て、長々とそりゃあもう本当の本当に長々と、
合宿が楽しみで仕方ないというくだらない話を聞かされた。
寝たのは深夜3時。
起きたのは朝方4:30。
要するに、この寝不足は野島大樹のせいなんだ。
大樹はというと、クラスの男子達と何故かしりとりで盛り上がっているみたいだ。
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