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「そうだね……今日は誠の入学式だもんね! 早く支度して一緒に行こう!」
「そうだな、支度するから姉貴は下で待っててくれ」
クールぶっている俺だが、姉貴の「一緒にいこう!」を聞いて内心とてもニヤニヤしている。
いつまでも悦に浸っているわけにも行かず俺は急いで支度をし、姉貴の待つ一階に降りた。
「早いね誠」
「あらあんた起きてたの?」
姉貴とお袋が俺を見て言った、ちなみにお袋はどこにでもいる普通の母おy……「学校でフラグ立ててきなさいよ!」
前言撤回、はっきし言って性格がまんま俺そのものである。
恒例のスペック紹介タイム!
お袋の名前は、白石 美弥子(シライシミヤコ)
年齢は3……「死にたいのかしら?」すいません
趣味は読心術、アニメ、ゲームだそうだ
容姿は脅されているのとは関係無しに、10人いれば9人は「美しい」というであろう、華奢で細い体型で、顔も姉貴を大人にしたようなもので姉貴も大人になればこのような女性になるのだろう。
髪は栗色で姉貴がお袋の血を受け継いでいる事を証明している、そして、とても長い栗色の髪を後ろで結わいている。
「あんたにしては上出来よ」
「お母さん? 何言っているの?」
姉貴が不思議そうに訊ねたが、姉貴、知らなくて良い事もあるんだぜ?
「知らなくて良い事もあるのよ茜」
「そう……わかった」
納得はしていないようだが引き下がってくれた
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