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仁『何を言っている?
躾役として学園に行くのはお前だぞ?』
杏『………………。』
仁『………杏?』
杏は仁の言葉にハッ、としてから言った。
杏『ゴメン。今、幻聴が聞こえた。
もう一回言ってくれる?』
仁『だから、杏が学園に行くんだよ。』
仁は少しイライラしたように言った。
杏『何で!!!』
仁『当たり前だろ?
俺が居なくなったら生徒はどうする?それに俺が学園に行くとしたら先生でだろ?俺、勉強教えられないし……。
という訳で宜しくな☆』
杏『嫌嫌!!!私知らないよ!?
てか高校なら決まってんじゃん!』
仁『高校は取り消しといた。』
杏(………;コイツ頭イカれてる(怒))
仁『それに、全寮制だけど金はみんな負担してくれるってゆうし…。』
杏(このクソじじぃめ!金に釣られたな…。)
仁『おまけに学園に入れば毎日杏仁豆腐食べ放題だってよ!』
杏(!!!!!)
杏『杏仁豆腐!!!』
杏は顔を輝かせた。
仁『行ってくれるか?!』
杏『はい♪学園に行きます!!!』
柘『ならよかったぁ。
じゃぁ明後日入学式だから、明日迎えに来るね!』
そう言って柘は素早く立ち上がり、客室を出てベンツらしきものに乗り帰っていった。
仁『よし!夕飯にするぞう!』
杏『うん♪』
杏は上機嫌で部屋を出た。
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