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「よほど
幸村様を思ってたのですね」
この記憶障害は
推測だがその人を
他の人達より誰よりも
思っていないと
出ない障害らしい
幸村は
複雑な気持ちでいっぱいだった
幸「お館様………」
信「なんじゃ?」
幸「某は
情けないでごさりますが
どう接すれば
良いでごさりましょう?」
幸村は顔を俯かせながら
武田信玄に問いかけた
が
信「馬鹿もぉおぉぉぉおおぉぉおぉぉぉおおぉん!!」
幸「うごぉおぉぉぉおおぉ!?」
幸村は武田信玄に
顎をおもいっきり殴られた
そのまま天井を突き抜き
空高くまで行き
そのまま………落ちた
信「幸村!!
お主が弱気になって
どうする忘れられているならば
そやつに思い出してくれるために
自分で考え行動するのが
先決!!!!
甘えるでない幸村!!
ここがお主の正念場じゃ」
幸村はそう一喝されると
目をどんどん輝かせ
いつもの笑顔に戻った
幸「分かりました
お館様ぁああぁぁぁあぁぁああぁぁぁあぁ!!」
信「幸村ぁああぁぁぁあぁぁああぁぁぁあぁ」
幸「おやくぁたさむぁああぁぁぁあぁぁああぁぁぁあぁぁああぁぁぁあぁぁああぁぁぁあぁ!!」
信「ゆぎむるぁぁああぁぁぁあぁぁああぁぁぁあぁぁああぁぁぁあぁぁああぁぁぁあぁぁああぁぁぁあぁぁああぁぁぁあぁ!!」
こうして
また
あの殴り愛(?)が始まったが
幸村はいつもみたいに
すっきり出来なかった……
いつも見ている佐助が
いないだけで…………
end
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