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憤る若い助手と、壁際で元気にピクピクしてる教授の間には怪しく光る装置。
30センチほどの、何だか複雑な造りの装置は不規則に光りの色を変えている。
「この『物体X』どうにかしなきゃ、僕たちここから出してもらえないんですよ!?」
助手が『物体X』と呼んだものは、学会にも発表されていない高エネルギー発生装置。
その威力は地球を滅ぼすほどに強力だ。
そして今、『物体X』は教授の不注意によって爆発の危機を迎えていた。
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