上司のムチャブリに反す言葉がない時には!!

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ハゲが小市民を掴む反対の手には、銀色に鈍く光るアタッシュケース。 頭を光らせたり鞄を光らせたり、忙しいハゲは笑う。 「この核兵器発射ボタンを押されたくなきゃ、人の頭部についてあれこれ言うんじゃねえ!!」 ハゲの気迫と脅迫に、小市民はたじろいで、頷いた。 「・・・分かった、もう頭部については言わねぇよ」 「おう!」 「だから帰っていい?」 「それはちょっと・・・」
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