唯一の親友、理恵

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「おかげで、貴重な時間が奪われちゃったんだよ?ショックで次の日仕事が手につかなかった」 「―そう、それは気の毒だったね」 幸子の唯一の親友、内田 理恵は抑揚のない言葉を発した。 「あんた、まだその韓国人にハマってるの?その―なんだか・チャンに」 「ジョセフ様は中国人」 「まあ、どうでもいいけど。何度も言うけどいい加減、現実の男に目を向けなさいよ。もう25なんだからね?」
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