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「きゃあああ~唯くん!!」
「きゃああ~奏く~ん!!」
ある高校の体育館で女子の悲鳴に近い叫び声が響いた
ダンダンダンダン!!
女子たちがみつめる先にはバスケをやる男子…
キュキュッキュキュッ
ダンダンダンダンダンダン!
「唯!!」
「おう!」
その中で一際目立つ2人の男子がいた
「シュートだ唯!」
一人は薄茶色の髪に整った顔だち…背は180cmはある少年…
「あぁ!!」
そして…
キュッ
ダン!
高い高いゴールに向かってボールを投げる少年…
ピッーーー…
「きゃああ!唯くん~~~!」
動くとサラサラと後ろでひとつにむすんだ腰まである黒髪がなびく
丸い瞳にくっきりとした鼻筋…背は低く150cmほど…かわいさとかっこよさを備え持つ少年…
「やったな唯!」
すると薄茶色の髪の少年が黒髪の少年にいいながら手をあげた
「ナイスパスだったよ奏」
黒髪の少年も手をあげ
パン!!
ハイタッチをしお互い笑いあった
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