唯くん☆
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「ふぅ……」 体育館ばきから上履きにはきかえながら唯は小さくため息をついた 「どうした?」 そんな唯の隣にいつのまにか奏がやってきていた 「まさか疲れたってわけじゃないだろう?」 「違うさ…ただ…」 二人は体育館を出ていく 体育館の外は渡り廊下となっていたため春の爽やかな風が髪を撫でる 「唯くん!」 すると後ろから声が聞こえた 「んっ…?」 ・
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