全ての始まり

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~ 時間は今へ ~ 俺は間違いなくコイツを呼び止めた事を後悔した。 用心棒?下らない。何の話をする気なのか? 喰いつく気にもならない。 それでもうっとーしい関西弁は話し続ける。 「おっ。興味津々やな~。自分!」 「別に。」 「俺の毎日の活動や。そない聞きたいんやったら聞かせたるわ!」 「別に。」 「またまた。遠慮して!自分めっちゃ喧嘩強いし。なんやったら明日から活動に参加させたってもええで!」 「別に。」 「ええか?俺の用心棒としての活動はな~。」 ・・・・帰る事にした。そのまま振り返り歩き出す。 「ちょー待て!なんやねん。お前が聞いて来たんちゃうんか。」 「別に。」 「なんやねん!さっきからお前¨別に別に¨ばっかり言いやがって!お前なんや。アレか!沢尻エ○カか!エリカ気取りか!せやろ?せやからそんな綺麗な顔してんのか?っておま、お前を褒めてんちゃうぞ!コレは。あの~アレや!ケツみたいな質感の顔してる言う事や!せやから沢尻エ○カ意識しとんやろ?えぇ~?尻だけに?ニャハハハハハハハハハハハ。」 ・・・よくしゃべる男だ。 『用心棒について』詳しく聞いてやるまで帰れそうにない。
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