プロローグ 出会い

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「うにゅ~おに~ちゃん…うにゅ…」 そして…十五年たった。 今、オレに石責めしてくれてい……膝の上で頭を乗せムニャムニャ言っているのが美優です。 今も一日寝ている事が多く赤ん坊の頃とあまり変わりません。 色々あって、たまにしか家にいないからしかたないけど…。 どんだけ寝るんだよっ! 今日休みだからいいけど起きてる所見てねーぞっ! 「兄ちゃん。偶の休みに家にいる時くらい弟と遊んでくれよ」 「兄ちゃんが相手するのお姉ちゃんばっかだし…」 双子の弟妹たちがオレの前に座って文句を垂れているわけで…。 いや相手してないわけじゃなくてですね…美優が離してくれないんですよ…。 ちなみにこの二人もお兄ちゃん子でして…友達と遊べばいいのにオレが家にいる休日などは、同じように友達と遊んできません。 なんだかな~。 いい子たちです本当に…トホホ…。 弟妹の話はまた違うお話…。 何て古いネタをいり混ぜながらプロローグとさせて頂きます。 ―――カン って、この『カン』もわかるよねっ!? 話終わりに鳴る音ね…サ○エさんみてたらわかると思うよ…。
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