双子誕生

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『しらないわよ。浩介の事が好きなのよ。来た時から変わらないじゃない』 あまり納得いかなかったが、その後電話を切りご飯を温めた。 美優のご飯を暖めた後、オレは自分のご飯を温めて二人分のご飯をもっていった。 「美優、ご飯できたぞ」 「うん!」 美優はご飯を前に出すとジーッとオレを見てくる…。 「なんですか…?」 「たべしゃせて」 美優は俺にスプーンを差し出してきた。 「はぁ…はいはい。あーんして」 一口サイズの量をスプーンにのせてやり美優の口へいれてやる。 「おいちっ!」 「そうですか…」 オレは自分の飯を喰いながら交互に美優に食べさせてやった。 あっ、普段はあんまりしないんだよ。 最近、美優は自分で食べてるからこんなことめったになかった。 それより前は当たり前にあったけどな…。
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