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「…えっ?…な、何?何でも無いよ?」
遥がそう答えると、百合は続けて愚痴り出した。
「…手のかかる社員がいると大変だよね。こんなに社員に時間使ってたら、過労死しちゃうよね。」
と、百合は苦笑いをしながら言った。
「確かに、朝が多少遅いからって、夜が遅いもんね。」
遥が言った。
「だよね~!あ、遥ちゃんのとこは何時位に帰ってくるの?」
百合が遥に尋ねる。
遥は正直に答えた。
「…うちは、遅い時で10時前かなぁ。」
百合は、それを聞き、ビックリした顔をした。
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