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「さっきまでハイテンションだったのに、すぐ寝たよ~!」
笑いながら言ったが、すぐに百合の表情に気付き、どうしたの?と言う目をして、テーブルについた。
「旦那さんがさ、毎晩フォローで午前様だって。」
百合の代わりに遥が言う。
「そうなんだ…。大変だね。」
幸子は、百合に向けて優しい声で言った。
「いいよねー、2人の旦那さんはさ、フォローとか任されて無くて。家なんて責任ばっか重くなる一方で、疲れきって、家庭の事どころじゃないんだよ。」
百合の言葉に、棘を感じるのは気のせいだろうか。
2人は同時に、お茶を口に含み、百合の言葉に何も言えないでいた。
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