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「…そのままの意味だよ。本当に…そんな時間まで毎晩フォローが必要なのかなって。」
百合は黙り込む。
遥は、幸子の言葉に動揺しつつも、百合の表情を窺っていた。
すると百合は、遥に向かってこう聞いた。
「遥ちゃんも…、そう思ってるの?」
遥は、何て答えていいものか解らず、ただ百合の目を見詰めた。
すると幸子が言った。
「だって、百合ちゃんの旦那さんが、鈴木君のフォローしてたって言った日に、鈴木君、遥ちゃんの家でご飯食べてたんだよ?」
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