魚顔の正体、新しい仲間

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「眠れない…」 夜、私は何故か寝付けなかった 「ちょっと散歩に行こうかな…」 私は靴を履き、外に出た 外は相変わらずだ 自分達が本当に異世界にいるのかすらわからないくらい同じだったから 私は宿の屋根に座るようにして月を見た ?「こんばんは♪」 魔法使いみたいな格好をした女性が私の横にやってきた 「誰?」 私は魔法使いみたいな女性に聞く ?「私?私はとある王国の魔女…まぁ今では指名手配で追われる身だけど」 「何故追われてるの?」 私がそう聞くとその魔女は少し黙り答えた ?「私は…その王国の王様に呪いをかけちゃったからね…」 「呪い?」 ?「そ、悪行をする度に寿命を削る呪い…あの王のせいで…私の家族はみんな焼き殺された…なんでかわかる?」 「わからない」 ?「魔法で難民を助けたから…だって…おかしいよね?人助けをしたのに死刑だよ?」 その魔法使いは泣いていた…悔しかったのだろう… 私はただ…聞くことしか出来なかった…
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