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「俺は一体……何時間ぐらい」
「三時間かな?」
「そ、そんなに?」
三時間…俺は倒れていた。そんなに時が経つのは早いのだろうか?まぁ、止まってはくれないだろうな。
「もしかして…ずっと探してたか?」
「うん…」
泣くなって。俺はここに居るし、生きてるんだから。でも、言葉には出来ない。
「ごめんな…俺のせいで時間潰しちまったな」
魅麗の髪をくしゃくしゃになるまで撫でてやった。
「でも、ストラップ取り返してくれたから、全然大丈夫♪」
「そっか、なら良かったよ……時間も遅いし、帰るか?」
「うん♪」
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