36人が本棚に入れています
本棚に追加
よっぽど探し廻ったんだろうか?帰りの汽車の中、ずっと俺の肩に魅麗は寝たまま、頭を乗せていた。
「ありがとな」
しかし…。
魅麗は駅に着いても起きず、仕方がないのでおんぶをし、洋服だろうか?袋を両手いっぱいに持って、家まで帰った。
「か、母さん…」
「あら?お帰り…って高瀬大丈夫?」
「とりあえず袋持って…頂け…れば…幸いです…。」
「はいはい」
「袋持って来てよ」
俺は魅麗を寝かせるため、魅麗の部屋に入ろうとしたが……。
「入って良いのか?」
そう、高校に入ってだろうか?
俺を部屋に入れてくれないんだ。
最初のコメントを投稿しよう!