第1章 越えられない壁

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魅麗は目を見開きながら、 「なんで、お兄ちゃんが私の部屋にいるのよぉ!」 枕、本、色んなものを投げてくる。俺はそれらを壊さないように受け止めるが…。 「このっ!変態スケベェ!!」 目覚まし時計が俺の顔にクリーンヒット。 痛いってもんじゃないぞ。 とりあえず、俺は魅麗の部屋から出て自分の部屋に駆け込んだ。 「あ、あいつ…俺を二回も殺す気か……」 とりあえずベッドに倒れた。カレンダーに目が止まる。 「嘘だろ?休み明日までじゃん!!」
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