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「このくらい普通よ!お兄ちゃんが女の子と付き合った事ないから、そう思うの!」
「そ、そうなのか…」
「じゃあ行ってくるね~お母さん。ほら行くよ、お兄ちゃん」
「わ、わかったから、腕引っ張るなって」
そんなわけで、俺と魅麗は買い物に出掛けた。
市街地に行くには汽車に乗らなければならない。駅まで歩いて15分くらいだ。
「さっきから、気になるんだけど…なんで腕に抱き着いてんだ?」
「良いじゃない☆彼女みたいに見えるじゃない、それとも私とじゃ、いや…?」
「いや…いやも何も…」
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