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「時間もあるし、ゆっくり行こうか?」
「そ、そだね……ごめん、お兄ちゃん」
「良いって♪最近は調子も良いし、魅麗は何も悪くは無いんだから」
次は俺から、魅麗の手に手を伸ばす。………握った瞬間、魅麗の顔が赤くなった気がするが…気のせいさ。
それから駅に着き、汽車に乗り、市街地に到着した。
「とぅちゃあーく☆」
「や、やっと着いたか…」
「大丈夫なの?」
「平気さ、このくらい」
平気じゃないな。
最近体の調子が良いからと言って、大丈夫な訳ではない。
たった、これだけでどれだけ息があがってるか。
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